スピーカーネットワーク その1

3Dプリンター
左:今まで使っていた2wayネットワーク、右:今回作った3wayネットワーク

私の趣味の多くを占めるオーディオ。
昨年の夏にヤフオクでスピーカーネットワークを落札した。

Technics SB-7のネットワーク
ヤフオクで落札したテクニクスのスピーカーネットワーク

テクニクスのスピーカー”Technics SB-7”に使われていたもので、クロスオーバー周波数が800Hzと6000Hzの3wayで狙いのクロスに近かったのと写真を見る限り程度がよさそうだったので落札しました。
落札価格 1,300円で送料 1,410円とヤフオクにありがちの送料のほうが高かったというもの。
だけど 3.3mHのコイル1個だけでもこの値段では手に入れられない...

元々はパーツ取りとし、新しくネットワークを組もうと思っていました。
しかし、このネットワークはコンパクトに巧く作られているので、このまま使ってみることにしました。

3Dプリンターで作ったネットワークベースに仮組
組みあがったネットワーク

端子台とネットワーク基盤の間のスペースは固定アッテネータ(セメント抵抗)用のスペースです。
我が愛用のスピーカーは中高域がホーンスピーカーでウーハーとの能率差が10dB以上有り、可変アッテネーターのみではレベル設定が困難なんですよ。

で、不安だった可変アッテネーターは抵抗値も見てみたんだけど十分使えそうだったんでそのまま使うことにしました。
Midレンジ用の見た目が立派な1個が小メモリで-1dBほど減衰量が多く左右のバランスが悪そう。

Midレンジ用可変アッテネーターの減衰量
Hightレンジ用可変アッテネーターの減衰量

メモリと実際の減衰量は目安で良いけれど左右のバランスが悪いのはいただけない。
まあ、それが分かって使えば問題ないですね。

ネットワークを交換し早速音出ししてみる。
ツイーターの再生範囲が6000Hzクロスまで下に広がったのでJA0506のきらびやかな音が先ず飛び込んでくる。
ちょっと心配だったミッドレンジ木製セクトラルホーンPD-50の低域クロス800Hzも問題なくウーハー12-L60に繋がっているようだ?
後は好きな音源を聞きながらアッテネーターのレベル調整でフラットな音に仕上げることに集中。

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